証券アナリスト 証券分析 2015年H27春 第1問 問1 金融商品取引法 過去問解説


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以下、本文です。

第1問 問1

金融商品取引法に関する問題です。

解説

単元としては、「証券市場の機能と仕組み」の部分にあたりますが、暗記単元なのであまり面白くない部分ですね。テキストの内容に対して、出題範囲は広いのでなかなか正解が難しいところでもあります。

A 新しい金融商品取引法制(パンフレット)金融庁のページを参考にすると、「証券取引法」は、国債、地方債、社債、株式、投資信託などを有価証券としていました。「金融商品取引法」では信託受益権全般を有価証券とみなし、集団投資スキーム持分を包括的に有価証券とするなど、有価証券の範囲が拡大しました。

↓画像に「みなし有証(=有価証券)」とありますが、金融庁のページをみると、完全に有価証券と考えて良さそうです。

金融商品取引法

B ↑画像にあるように、金融商品取引法の前身は証券取引法なので×です。2006年3月に成立し、2007年9月に施行されています。

C 参考になる文献は見つからなかったのですが、選択肢の通り米国では、投資対象としての証券は抽象的、包括的に定義されているのでしょう。

D 前半記述はAで解説した通り、有価証券の定義は「金融商品取引法」で拡充されています。後半記述はCで抽象的、包括的とあるので米国の定義は広いのだろうと推測できます。

自主規制

↑画像は関連部分です。

 

解答

B

解説冒頭でも書きましたが、「証券市場の機能と仕組み」の範囲は暗記するしかないです。ただ、上の画像の部分だけ覚えていれば、1択に絞れる問題なので、定義等重要事項は完璧に覚えてください。

ちなみに、私自身が2015年に証券アナリスト2次試験を受験した時にも「金融商品取引法」と書かせる単純な問題(穴埋め?)が出ました。ただその時は、1次試験合格ノートに書いてあるにもかかわらず、1次の範囲はおろそかにしていたので「証券取引法」と書き、もったいないことをした記憶があります。

証券アナリスト2次試験では当然1次試験の範囲も出題されるので気を付けてください。

 

 



記事中の画像は試験勉強の際に作成した自作ノートの関連する部分です。

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最後まで読んでいただきましてありがとうございました。

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