中小企業診断士 経営情報システム 平成29年度 H29 第8問 MCN AR 過去問解説


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以下、本文です。

第8問

自社の Web サイトを近年の開発技術や新しい考え方を用いて魅力的にすること ができれば、さまざまな恩恵がもたらされる。それに関する記述として、最も適切なものはどれか。

AR 拡張現実 とは人工知能技術を指し、これを Web サイトに組み込むこと ができれば、顧客が Web サイトを通じて商品を購入する場合などの入力支援が 可能となる。

IoT とはモノのインターネットと呼ばれ、今後、インターネットは全てこの方 式に変更されるので、既存の自社の Web サイトを変更しなくても顧客が自社商 品をどのように使っているかをリアルタイムに把握できるようになる。

MCN マルチチャンネルネットワーク とは、自社の Web サイトを介して外部 の Web サイトにアクセスできる仕組みを指し、自社の Web サイトにゲートウ ェイの機能を持たせることができる。

ウェアラブルデバイスとは身につけられるデバイスを指し、それを介して顧客 の日々の生活、健康、スポーツなどに関わるデータを自社の Web サイトを経由 してデータベースに蓄積できれば、顧客の行動分析をより緻密かつリアルタイム にできるようになる。

解説
人工知能技術は、AI(Artificial Intelligence)なので×。AR(Augmented Reality)が拡張現実というのは正しく、それ以降の人工知能の説明も正しいです。ARの具体例としては、ポケモンGOがわかりやすいですね。現実世界をコンピュータ処理により拡張させ、実際には無いものを感じさせる技術です。AIの具体例は囲碁ソフトのAlphaGoです。ただ単に対戦のプログラムが組まれているのではなく、対局を数千万回繰り返すことによってプログラム自身が学び、行動を変えられる技術を指します。似ている単語としてVR(Virtual Reality)仮想現実があります。ご存知だとは思いますが、ゴーグル付きのヘッドセットを付けるとあたかも映像の世界に入ってしまったかのように感じさせる技術です。

IoT(Internet of Things)は、身の回りのあらゆる物がインターネットに繋がる仕組みを指します。従来のインターネットは、パソコンや通信機器が搭載するのが一般的でした。しかし、IoTという分野の登場により、本来は通信を目的としていなかった機器や物にも、インターネットに接続できる機能を搭載し、さまざまな方法で制御や操作をするようになりました。具体例は自動運転システムです。センサーを搭載し、インターネットと繋がった自動車は「走る」「止まる」などの動作を自動で行うことができます。

問題文の「モノのインターネット」は正しいですが、全てがこの方式に変更されるというのはどう考えても言い過ぎなので×です。テクニックとして、「全て」「全く」「決して」のような「言い過ぎ表現」は×である可能性が高いので疑いましょう。

 MCNとはYouTubeに動画を投稿するクリエイターのマネジメントを行う会社の総称です。有名なユーチューバーのヒカキンさんが顧問を務めるウーム株式会社が代表例です。私は結構YouTubeを観ますし、ウームも知っていたのですが、それをMCNと呼ぶことは知りませんでした。テキストにも載っていなかったと思います。詳しく覚える必要はないと思いますが、略語のひっかけとして出そうな単語なので、なんの略なのかぐらいは知っておいた方が良いかもしれません。ちなみに選択肢の説明は「webサービス」のことを指しているのだと思うのですが、定かではありません。

webサービス

 選択肢は正しい記述です。

解答

合っていました。流行りの単語を知っているかどうかを問う問題なので日ごろからアンテナを張り、新聞等でなんとなくでも良いので頭の片隅に置いておくようにするしかないですね。時事的な問題の中でもかなり難易度は低いと思います。最悪アイウを知らなくても、ウェアラブルの言葉の意味から選択肢が正しそうなことは想像できそうです。



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