中小企業診断士 経済学・経済政策 平成29年度 H29 第3問 国内総生産 過去問解説


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以下、本文です。

第3問

国内総生産(GDP)に含まれるものとして、最も適切なものの組み合わせを下記の解答群から選べ。

a 株価の上昇
b 警察や消防などの公共サービスの提供
c 農家の自家消費
d 中古住宅の購入

[解答群]
ア aとb
イ aとc
ウ bとc
エ bとd
オ cとd

解説

GDPとは、その国の国土において1年間に新たに生み出された財・サービスの総量のことで、国の経済の大きさを測る際に利用される代表的な尺度のひとつです。

GDP

 

GDP

 

画像にある通り、

農家の自家消費はGDPに含まれます。例えば、農家しかない国があったとします。その国は農産物の売買はせず、自給自足で暮らしています。

また、違う国では山や海でとれたものを売買して暮らしています。この国の売買高はGDPに当然計上されますね。では、農家だけの国のGDPはゼロでしょうか?

GDPは国の経済の大きさを測る際に利用される尺度なのに、ゼロでは農家の国にとって不平等になってしまいます。農家の自家消費を計上しないと経済の実態を表せないのでGDPには農家の自家消費も含めるのです。

中古取引は計上しません。新たに生み出された財ではないからです。

警察などの政府サービスは、市場で取引されているわけではないですが、人件費などでかかった費用がGDPに計上されることになっています。

株価の上昇も価値が高くなっただけで、新たになにかが生まれたわけではないのでGDPに含めません。

解答

合っていました。

中小企業診断士でも証券アナリストでも、国民経済計算に関する問題は頻出ですし、結構覚えることが多いので、試験中に「あぁ、これ勉強したけど忘れたヽ(;▽;)ノ」という事にならないよう、しっかり暗記してください。

この問題は基礎的な問題で、アナリストの知識で完全に対応可能です。

中小企業診断士 経済学・経済政策 平成29年度 過去問解説はこの記事(第3問)が最初です。第1問、第2問は統計問題なので普段から新聞などで情報を集めて対策をしてください。



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最後まで読んでいただきましてありがとうございました。

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