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以下、本文です。

第7問
Web コンテンツを多くのネット利用者に閲覧してもらうためには、検索サイトの仕組みを理解して利用することが重要である。
それに関する以下の文章の空欄A〜Dに入る語句の組み合わせとして、最も適切なものを下記の解答群から選べ。
検索サイトは、インターネット上にある Web サイト内の情報を”A”と呼ばれる仕組みで収集し、検索用のデータベースに登録する。 検索サイトに対して利用者からあるキーワードで検索要求が出された場合、検索サイトは、独自の”B”によって求めた優先度をもとに、その上位から検索結果を表示している。Web サイト運営者は、Web コンテンツの内容が検索結果の上位に表示されるような施策を行う必要があり、”C”対策と呼ばれる。これにはブラックハ ット対策と”D”対策がある。

解答群
ア A:ガーベージ B:アルゴリズム C:SERP D:ホワイトハット
イ A:クローラ B:アルゴリズム C:SEO D:ホワイトハット
ウ A:クローラ B:ハッシュ C:KGI D:ブルーハット
エ A:スパイダー B:メトリクス C:SEM D:グレーハット

解説

A クローラ（Crawler）とは、ウェブ上の文書や画像などを周期的に取得し、自動的にデータベース化するプログラムです。主に検索エンジンのデータベース作成に使われています。例えば、このブログを検索するのに「中小企業診断士」とGoogleの検索エンジンに入力したとしても、クローラがまだこのブログに訪れていなく、データベースができていなければ検索にヒットしません。ちなみにクロール(crawl)とは腹這って行くという意味で、クローラがいくつものサイトを這っていくという感じで覚えられると思います。水泳のクロールも同じ意味です。ガーベージはメモリの中の使われていないデータのことなので×。スパイダーは聞いたことがないので×。

B アルゴリズムとは計算方法や、やり方、処理手順手順という意味です。独自のやり方によって求めた優先度という文脈が合うのでアルゴリズムが正解ですね。ハッシュとはメッセージを受け取ったときに、通信経路上で改ざんされていないか、受け取ったデータが壊れていないかを確認するために使う暗号化技術です。メトリクスも聞いたことがないので×で大丈夫。

C SEOとはSearch Engine Optimizationの略で、検索エンジンに対して最適化するという意味です。具体的にはクローラに見つけてもらいやすくしたり、検索結果でWebサイトがより上位に表示されるように工夫することです。他の選択肢はSEOに似せた単語を入れているだけでしょう。テキストに出てこないので覚えなくて大丈夫です。

D 検索エンジンのガイドラインに沿った方法が「ホワイトハットSEO」、沿わない形で行う方法が「ブラックハットSEO」です。これは聞いたことがなかったですが、これ以外の選択肢ですでにイが答えであることが分かります。

正解

イ

合っていました。最近話題のSEOに関する基本的な問題だと思います。CのSEOだけ分かれば解けるので簡単な問題でした。SEOを知らなかったという方でもアルゴリズムとガベージで絞れたのではないでしょうか。
解説で聞いたことがないので×と頻繁に使っていますが、これはテキストに載っていないという意味で捉えてください。テキストに載っていない単語を覚えてもキリが無いです。試験は6割取れれば合格なので、余計なことは覚えなくて大丈夫です。

 

記事中の画像は試験勉強の際に作成した自作ノートの関連する部分です。

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