中小企業診断士 財務・会計 平成29年度 H29 第4問 工事進行基準 過去問解説


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25問解説まとめ|中小企業診断士 財務・会計 平成29年度 H29 過去問解説(証券アナリストの財務分析にも対応可能な解説です)  


以下、本文です。

第4問

20X1年度に工事契約を締結し、工事を開始した。20X3年度に工事が完成し、引渡しを行った。各期の工事収益は工事進行基準により計上している。また、決算日における工事進捗度は原価比例法により算出している。

契約に基づく工事収益総額は240,000千円であり、当初の工事原価総額の見積額は180,000千円である。工事進行基準を適用した場合の 20X1年度の工事収益として、最も適切なものを下記の解答群から選べ。

[資 料]

各期の工事原価  

20X1年 90,000千円  20X2年 60,000千円   20X3年 50,000千円

次期から完成までの工事原価の見積額

20X1年 90,000千円  20X2年 50,000千円     20X3年   ―

解答群
ア 90,000 千円
イ 108,000 千円
ウ 120,000 千円
エ 180,000 千円

 

解説

↑画像にある通り、工事進行基準では原価比例法を用います。

原価比例法とは、当期の工事原価が工事原価総額に占める割合で工事進捗度合いを見積る方法です。会計上では他にも見積り方法があるのかも知れませんが、診断士のスピードテキストには原価比例法以外の記載がないので、この方法さえ理解できれば大丈夫です。ちなみに、原価比例法という言い方はスピードテキストではされていません。

各期の工事原価 20X1年は90,000千円次期から完成までの工事原価の見積額 20X1年 90,000千円とあるので

進捗度は90,000千円/(90,000千円90,000千円)=1/2

つまり20X1年度に、工事全体の半分が完了したという事です。

工事進捗度が1/2なので、20X1年度に計上すべき工事収益は

工事収益総額240,000千円×1/2=120,000千円が正解です。

※下部、解答に注意点を記載しています。

ちなみに20X2年度までの

進捗度は(90,000千円+60,000千円)/(90,000千円+60,000千円+50,000千円)=3/4となり

20X2年度に計上すべき工事収益は

工事収益総額240,000千円×3/4ー120,000千円=60,000千円

20X3年度に計上すべき工事収益は

工事収益総額240,000千円ー120,000千円ー60,000千円=60,000千円

になります。

上記のとおり、原価比例法を用いてその時点での収益を計算するには、工事収益総額に進捗度を掛け、前期までに計上した収益を引くと、今期に計上すべき工事収益になります。

 

解答

合っていました。

分母は単純に当初の工事原価総額見積額の180,000千円ではなく、20X1年度に実際にかかった原価と20X1年度末で再見積りした原価額の合計です。次期から完成までの工事原価の見積額(=再見積りした原価という言い方がややこしいですが、20X1年にかかった実際の原価90,000千円に次期から完成までの工事原価の再見積額90,000千円を足しています。

この問題では偶然当初の工事原価総額見積額の180,000千円に一致しているだけなので気を付けてください。

私も平成29年度診断士試験では正解出来ましたが、次期から完成までの工事原価の見積額を無視して、分母を単純に180,000千円として計算して、たまたま合っていただけなので危なかったです。

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